マグナデザインネットは、メガチップスと共同開発した地上デジタル放送用の1セグメント部分受信OFDM復調システムLSI(大規模集積回路)の量産サンプルの出荷を開始したことを発表した。
本システムLSIは、同社が2002年11月に発表したA5サイズのシステムボードをLSI化したもので、 爪よりも小さいパッケージ外形(8mm×8mm、BGA)にLSIチップを搭載したものである。
地上デジタル放送の1セグメント部分受信技術の実用化に向けて、システムボードでの受信実験を通して独自の復調アルゴリズムの性能改善を図り、 市街地や高速道路での高速移動などの悪電波状況下でも鮮明なテレビ映像が受信できるシステムLSIを実現した。
また、超低消費電力化を図ったことで、携帯電話や携帯情報端末(PDA)及び携帯TVなどへの搭載が可能となり、 歩行時、電車及び自動車等で移動しながらでも良質な画質・音質でテレビ鑑賞ができるようになる。
業界筋の見通しでは、2005〜2006年には地上デジタルTV受信機能を携帯電話に搭載する動きがあり、 爆発的な需要が期待できる。
なお、地上デジタル放送は、2003年12月1日から東京、名古屋、大阪地区で放送開始が予定されている。
なお、本システムLSIの量産サンプル配布開始は、2003年11月からメガチップスより主に行われている。
また、両者で共同開発を進めている地上デジタル放送用13セグメント全受信OFDM復調システムLSI(ハイビジョン対応)を市場投入していく計画である。
これらの製品シリーズは、地上デジタル放送の多様なサービスの普及に貢献することができる。
BGAパッケージ外形(左)
比較のMicroSDカード(右)
拡大画像